ドイツ本社で編機の基礎開発、日本での応用開発、中国での生産という形態をとっており、当社は特に特殊な機械の開発を受け持っています。
また、現在、テキスタイルのマーケットは東南アジアに集中しており、技術サポート、開発のアジア拠点としても重要な役割を担っています。
更に世界中の顧客や世界のトップブランドと一体となって生地・機械を開発し、マーケットの開拓にも取り組んでいます。
経編(たてあみ)とは?
何百、何千本もの糸を用意し、並んだ糸同士を縦方向に編み合わせて生地を作っていきます。織物と横編の融合とも言われ、プレーンな生地以外に、ネットやメッシュ構造、レース、スペーサー構造等を編むことができます。様々な種類の機械があり、生地の用途も多岐に渡ります。
実はこれも経編
BMW i8のカーボンボディもカールマイヤーの機械で生産されていたり、テレビドラマ”下町ロケット”で出てきた人工弁の話にも当社が開発した機械が関わっています。
また、以前テレビドラマ“陸王”で紹介されたように NIKE、ADIDASなどで採用が急増しているシューズ用アッパー材を生産する特殊な機械を各種開発し、一部はドイツ本社や中国のグループ会社でも生産させるほどブームになっています。現在その他トップ下着メーカーから販売される高級テキスタイル用の最新鋭機、トップスポーツブランドと機能性に優れた次世代のスポーツ用テキスタイルを生産する最新鋭機の開発も行っています。

経編生地の用途
- カーテンレース、ランジェリー用レース
- 水着、シューアッパー、アパレル関連
- カーシート、マットレス
- 毛布、ぬいぐるみ
- 飛行機、風力発電用ブレードのカーボン素材
- 土木・水産業用資材
- 人工血管など医療分野
事業内容
- 経編機の開発、製造、販売、輸出入
- アジア市場への技術サポート
- 特殊編機の開発
- イノベーションコンサルト
株主構成
ドイツ KARL MAYER Verwaltungsgesellschaft AG 100%